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全溶接形鍛鋼製ボールバルブ

長手溶接部を無くした全溶接形鍛鋼製ボデーと、シートシール部を含めた全てのシール部に2重シール方式を採用したことにより、流れを確実に防ぐ安全設計のパイプライン用ボールバルブです。

KITZ全溶接形鍛鋼製ボールバルブは、パイプライン用ボールバルブとして求められるあらゆるニーズにお応えします。

全溶接形鍛鋼製ボールバルブ

特長

  • 長手溶接部の無い鍛鋼製溶接一体形のため、製品の品質が安定しています。
  • シートシール機構は、ばね力と流体圧力を利用した“フローティングシール方式”を採用し、低圧から高圧まで対応できます。
  • シートシール部は、ゴムシートによる“2重シール方式”(メタル-ソフト-メタルシート)を採用していますので、シール性・耐久性・緊急蘇生性に優れています。
  • オリフィスをシートシール部に設けることでシーラント分配も均等に行えます。
  • 2重シール方式のステムシール部は、メンテナンス性を考慮し、上部シールはバルブ運転中でも交換できる構造となっています。
  • ベントバルブは不意の飛び出しを防ぐ、安全ロック付きです。
  • 最終溶接部も含めた、全溶接箇所について、放射線検査が可能な構造となっています。(呼び径6B以上)

構造

ボデー

長手溶接部が無く、材料強度に優れた鍛鋼製ボデーおよびボデーキャップを溶接しています。

シートシール

ゴムシートばね力により、初期つぶし代を圧縮し、アウタリングとともにボールに密着させます。さらに、流体圧力により生じる自緊力を利用し、2次つぶし代も圧縮、シートリテーナもボールに密着させる『2重シール方式』を採用しています。また、シーラントの均一供給のために、オリフィスを設けています。

ステムシール

貫通部および合せ面ともに2重シール方式となっています。また、ボトムステム部も2重シール方式です。

静電気防止機構

ボールが常にアウタリング・シートリテーナ・ばね、およびボデーとメタルタッチしていますので、静電気の帯電を防ぎます。

ファイアセーフ

シートシール部は、ボールとアウタリングのメタルタッチとなっていますので、火災などによりシートが焼失し た場合でも、シール性を発揮します。また、シートリテーナのOリングが焼損しても、アウタリングの不燃性リテーナリングが過大な漏洩を防ぎます。

ブロックアンドブリード

ベントバルブを閉にして、ボデーキャビティ部の圧力を大気に放出できます。 その際、ベントバルブにホースを取付けることで、安全な場所への放出ができます。また、ベントバルブは不意の飛び出しを防ぐため、安全ロックが装着されています。

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